3月21日(木・祝)、不定期で開催していた「生活講座」の今年度の最終回を開催しました。
今回の内容は「調理学習と健康講座」。
相談員は「教える」というよりも「普段の皆さんの生活力を見せていただく」という心構えで、参加者に寄り添う形で進めました。
調理学習では「カレーライスとあさり汁を4人分作る」という、ちょっとひねった課題に挑戦。
材料の購入計画を立ててからスーパーに出かけ、戻ってきてから調理作業を一通り行ってもらいました。
普段、皆さんがいかに頑張って料理しているかを、間近で感じることができました。
決して広くはないサロンキッチンで、味付けや味見から片付け作業まで取り組んでいるうちに協力しあう場面がうまれます。
スタッフからは声をかけることなく、参加者はコミュニケーションを取りながら作業を進めていきます。
この日、当番だったスタッフCとキッチンの外から見守っていましたが、このような「協調して作業を進める」という力が就労移行支援事業所さんへの通所などを通じて確実に身についてきていることを感じられた講座となりました。
スタッフS藤