いつもワンファミリー仙台をご支援いただき、ありがとうございます。
このたび、ワンファミリー仙台は、2020年10月から、休眠預金を活用した「2020年度新型コロナウイルス対応緊急支援助成」をうけ、「ハウジングファースト事業」を実施することになりましたので、ご報告いたします。

採択いただいた「ハウジングファースト事業」では、新たなシェルターの増設と、サブリース物件の開拓をさせていただきます。
ワンファミリー仙台では、ホームレスの自立支援として、制度ができる前よりシェルターを事業として実施してきました。
2015年、生活困窮者自立支援制度ができ、その中で住居の無い生活困窮者に対し当面の日常生活に関する支援（宿泊場所や、衣食の提供等）を行う「一時生活支援事業」が位置づけられました。
「住むところがない」と困った時、一時生活支援事業を実施している自治体であれば、そちらが受け皿となるのですが、任意事業のためまだまだ実施していない自治体も多いです。当法人では、「世界は一つの家族」の理念のもと、困っている方からのニーズにはできる限り応えていきたいと考え事業を展開してまいりますが、一団体が担える範囲には限りがあります。
ハウジングファースト事業で厳しい冬の期間路頭に迷う方を一人でも受け入れる体制を整えつつ、一時生活支援事業を実施されていない自治体に対しては、実施をお願いできればと思っています。

一時生活支援事業の実施状況・委託先一覧（令和元年7月時点）