こんにちは。二日町スタッフS藤です。
2月17日のことでしたが、3年前から当所の居住施設で生活設計を立て直して退所なさっていった方が、近況報告のため来所して下さいました。
ご本人が緊急入所(シェルター)に入られた際に受入れを担当したN沼と、その後の生活支援を担当させて頂いた私S藤との3名で、この3年弱の時間にあったできごとを振り返ることとしました。
ご本人からの記事掲載の承認を頂きましたので、ご紹介させていただきます。
私どもの緊急シェルターに入所なさった際、必要な通院をしておらず、生活するに必要な生活資金を持ち合わせていないまま、着の身着のままで当所に繋がってきた時の場面を、N沼は鮮明に覚えていました。当時は「コロナ禍」という言葉が急速に浸透しはじめ、日本国中が非常に混沌とし始めていた時期でした。
その後この方は当所の社会福祉住居施設に住まい、その際にご本人が第一目標としたことは「就職活動」でしたが、S藤(担当)が切に提案したことは「通院」でした。
喧々諤々(けんけんがくがく)ご本人と話し合いを重ねつつ、この方はその後健康状況を整えながら、のちに就職活動を進めていき、その就職活動にも紆余曲折はありましたが、結果として、ご本人がもともと持ち合わせていた対人コミュニケーションスキルや事務処理能力等を最大限活かす事ができる会社への就職が実現し、当所から巣立っていった方です。
このたび、冬に支給を受けた賞与で新車を購入したということで、その報告に来て下さったのでした。ピカピカの新車で当所に来所し、見せてくださいました。通院したあとの夕方の来所でした。
N沼・S藤2名ともに感無量でした。ご報告に来て下さったことにも嬉しく思いましたし、何よりも活き活きと暮らされている姿に感動したのです。
今後、職場の転勤があると仙台の地を離れてしまう可能性が高いそうです。ぜひご自愛下さいまして、ますます活躍されますよう、願っています。
今日の来所本当にありがとうごさいました!