様々な生きづらさを抱える人々と、毎日根気強く向き合うワンファミリー仙台の職員たち。それぞれに目指す社会への想いを持って、主体的に仕事に取り組む姿勢を大切にしています。
私は新卒でワンファミリー仙台に入社しました。生活困窮者支援というものを全くわからずに入社しましたが、困窮者にも様々な種類や形態があって、その度に必要な支援も異なり、新たな気付きや学びがたくさんあります。入居者とコミュニケーションを取り、必要な支援は何か考えて実践することや関係機関との連携など行うことはたくさんですが、一つ一つを達成していくのはやりがいがありますし、次のやる気に繋がっていきます。最初は戸惑うこともありましたがチームでの支援になるため、適宜相談したり定期的にケース検討会も行われているのでサポートも手厚いです。様々な考えを発言してどんどん挑戦していくことができる環境だと思います。
私がワンファミリー仙台に入社したのは、企業説明会での説明と職員さんの雰囲気を見て、質問がしやすそうで親しみやすい職場だと感じたからです。また、大学で学んでいた社会福祉に関わる仕事でもあったため、知識が活かせればと考えて入社しました。
実際仕事をしてみると、一筋縄ではいかない事例が多く、利用者さんとのかかわり方など現地で先輩の姿を見ながら学んだり、自分なりに模索する仕事が多いです。そのため、上司や先輩、同僚に質問や相談をしつつ仕事をしています。最初の印象どおり質問がしやすく、他人の生活や人生に関わっている重圧も軽減され、安心して働く事ができています。
ワンファミリー仙台の一員として、困っている人の力になれるこの仕事にやりがいを感じています。
私たちの行う対人支援では、人と人の関係性を何よりも大切にしています。何らかの生活課題を抱えていても、誰かに打ち明ける事が出来ず、関係性が構築されて初めて相談できた、という当事者はたくさんいます。だからこそ、人と人の関係性が大切になります。
支援方法を考えるうえで、福祉的な知識や資格は重要になります。ですが、人と人の関係性を築くには知識や資格よりも先に「その人と関わりたい」という気持ちが重要です。
当事者が私たちの関わりで自立していく姿を見守る時、この仕事をやっていてよかったと実感します。また、当事者の体験を知る事で、それを糧として自分自身も成長していく事のできるものだと思います。
社会福祉士として経験をつみたいと思い、ホームレスや生活困窮者の方々を支援する当団体に入社を決めました。現在は、災害支援や全国団体の事務局、会計業務などを担当しています。この分野の社会課題は盛りだくさんで、常に学びや新たな取り組みが求められることにやりがいを感じます。大変さを感じることもありますが、現場の利用者の声をきいたり、全国の先駆的な取り組みをしている団体と交流するなかで、一丸となって社会課題解決に向かっていると感じることが励みになっています。
また魅力は、職員に対する待遇面もあります。福祉を追及するとともに、常に働く職員を意識し経営基盤の強化もあわせて取り組む法人の姿勢があり、安心して業務にあたることができています。