ワンファミリー仙台について
ホームレス支援を機に2002年に発足したNPO法人ワンファミリー仙台は、誰もが生きていてよかったと思える社会を目指して日々活動しています。
ー私たちが目指す社会ー
様々な悩みや生きづらさによって、住まいや希望を失いかけた方々に寄り添うことで、誰もが安心して暮らし続けられる社会の実現を目指します。
ー私たちがやるべきことー
ー私たちが大事にしている価値観ー
様々なルートから生きづらさを抱えた方々とつながり、居住支援をベースにその人に合った支援を組み合わせて提供することで、最終的にその人らしい自立のあり方を見出して、実現することを目指しています。
仙台を拠点に、居住支援を起点として、様々な支援を組み合わせて提供しています。一度つまずいた人でも「どうしたらまたその人らしく自立して生きられるか」を一緒に考え、その人にとって最適なサポートを行います。
すまいを失った方々に、まずは安心して暮らせる場所を提供します。
食事提供、同行支援、金銭管理など、生活の質の向上のためのサポートを行います。
就労体験や、仕事に慣れる練習、就労支援機関との連携などのサポートを行います。
人や地域とつながる居場所づくりや、生きがい・意欲向上などのための様々な機会を提供します。
新宿のホームレス支援から始まった「目の前で困っている人のためにできること」
特定非営利活動法人
ワンファミリー仙台
代表
立岡 学
ワンファミリー仙台は、2002年2月、仙台駅周辺に起居するホームレスを支援するボランティア団体としてスタートしました。
そのきっかけは東京の新宿中央公園でホームレス支援をしていたワンファミリー代表の津田政明さんとの出会いでした。当時、津田さんが行っていたホームレスへの炊き出しは少し変わっていて、炊き出しをする人も、炊き出しを受ける人もホームレスだったことと、週3回活動を行い、毎回300食のすいとんをつくるのにかかる時間を短縮する特訓をしていました。
津田さん曰く、「日本でもし大規模災害が起こったとき、日ごろ訓練しているホームレスたちがこの新宿地区の人を救うことになるんだ!」と目を輝かせて話をしていました。
その津田さんに、自分もここで何かできることがないかと聞いたたところ、「お前は仙台に住んでいるのだから、目の前の仙台のホームレスのためにできることをしろ。」と言われたのでした。
あれから約22年が経過。仙台のホームレス支援から始まり、目の前で困っている人のために何ができるのかを考え続け、NPOとして活動を拡大してきました。この間、公的な制度も充実してきましたが、次から次へと新たな課題が生まれてきます。そして日本もどんどん貧困が加速しています。
誰もが安心して暮らし続けられる社会の実現を目指し、ワンファミリー仙台は更なる社会課題に挑戦していきたいと思いますので、引き続きご支援・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。