住まい支援事業

私たちがまず大事にしているのは「住まい」の確保です。安心して生活できる住まいがまずあることで、セーフティネットにつなぐ環境が整い、自分自身と向き合う心の余裕が生まれます。 そのため、さまざまな形で住まいの支援をしています。緊急的な住まいのほか、安定して地域で暮らし続けるための住まいまで、それぞれのニーズに合わせた支援を展開しています。

本事業の一部には休眠預金を活用して取得した住宅が含まれています。

・2022年度 日常生活支援住居施設てらっせ東勝山

・2024年度 困窮若年女性の経済的自立のための支援付き住宅

事業内容

シェルター

所得が一定水準以下で住居がなく困窮している人に対して、宿泊場所と食事や衣類の提供などをしています。身寄りがなく行き場のない人、DVや離職によって住むところを失った人などが、シェルターを利用し、自分と向き合いながら生活再建を目指します。一部、自治体から委託を受けて実施しています。

社会福祉住居施設(アパートタイプ)

住宅の確保が困難な人に対して、安心・安全な住まいの提供と見守り、生活全般のサポートを行っています。入居者の状況に応じて日々のくらしのサポート(相談対応、健康管理、家計支援、社会との交流、関係機関との連絡調整等)をしながら、自分らしい自立した生活をおくれるように伴走型の支援をしています。

日常生活支援住居施設(共同居住タイプ)

日常生活に課題があり、単身生活が難しい人を対象に、住まいを提供するとともに、入居者の希望や状態に応じた支援プランを立て、自立のサポートをしています。支援員が24時間常駐する体制で入居者の困りごとや急なトラブルに柔軟に対応しながら、入居者が安心して生活できる環境づくりを進めています。

若年困窮女性の住まい支援

コロナ禍を境に若年女性の困窮相談やシェルターの利用が増えています。地域で困窮した若年女性が安心して支援を受けられるような環境を整えた住まいを確保し、女性特有の困難性に寄り添い、自立できるようなサポートを行っています。また、女性が相談しやすいSNS等を使った相談窓口の整備も行っています。

数字で見る住まい支援事業

  • 163

    住居数

    提供している住まいの数

  • 264

    入居者数

    入退出を含む利用者累計

本事業のスタッフレポート

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