刑務所などを出所した方が立ち直ろうとしても、個人の努力だけではうまくいかないことがあります。家が借りられなかったり、仕事につけなかったり、頼れる人を失ってしまったり。 そのことが悪循環を招いてしまうこともあります。私たちは「立ち直りたい」と思った人たちの想いを無駄にしないように、自立に向けた環境調整などの支援を行っています。
刑務所や少年院などの矯正施設から退所した後、自立した生活を営むことが難しい人に対して、保護観察所と協働して、退所後に福祉サービス等を利用できるようにするため、相談支援やサービス調整、受け入れ先施設への助言等の支援を行います。
刑務所や少年院などの矯正施設を出所後、「身寄りがない」「家族が受け入れを拒否している」などの理由で帰る場所がない人や、保護観察を受けている人に対し、住まいと食事の提供、支援員による面談を行い、自立更生を支援します。生活の基盤が整い、先を見通せるようになることで、再犯の道を選択せずに新たな一歩を踏み出せることを目指します。