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自立とは。
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「自立」と聞くと、どんなことを思い浮かべるでしょうか。
仕事に就くこと。
住まいを見つけること。
誰の支援も受けずに生活すること。
どれも、自立を考えるうえで大切なことです。
この事業を通して改めて実感したことがあります。
自立とは、住まいを卒業することだけではありません。
私たちが本当に目指していたものは、その「少し先」にありました。
この記事では、休眠預金助成を受けて実施した事業の成果を紹介します。
前回に続く2本目の記事となります。(▶1本目の記事はこちら)・事業名 若年困窮女性の経済的自立のための住まい確保支援事業
・資金分配団体 公益財団法人地域創造基金さなぶり
・実施期間 2023年10月1日~2026年2月28日

前回の記事では、若年女性支援のために地域へ残した仕組みをご紹介しました。
相談できる入口。
安心して暮らせる住まい。
そして、寄り添い続ける生活支援。
その結果、「食欲が戻ってきた」という小さな変化も生まれました。
一方で、この事業には助成期間中に達成できなかった目標があります。
それは、入居した女性が住まいを卒業し、新たな暮らしへ歩み出すことでした。
もちろん、支援期間が十分ではなかったことも理由の一つです。
しかし、私たちは、この結果を失敗だったとは考えていません。
なぜなら、私たちが本当に目指していたものは、
「物件を卒業すること」よりも、その先にあったからです。

この事業のロジックモデルでは、最終目標(長期アウトカム)を
「物件を卒業すること」には置きませんでした。
私たちが目指したのは、
「当事者が自立して、自分らしく意欲をもって生きる状態」
です。
住まいを卒業することは、そのための大切な通過点です。
でも、それだけではありません。
相談できる人がいること。
安心して眠れること。
美味しくご飯を食べられること。
将来を考えられること。
そうした一つひとつが積み重なって、
ようやく人は「自分らしく生きる」という場所へ近づいていきます。
だから私たちは、「卒業したかどうか」だけで支援の成果を測ろうとは思いません。
▶ロジックモデルの拡大画像はこちら


私たちは、一人ひとりと向き合いながら、
その人らしい自立のあり方を一緒に考えます。
卒業も就職も、急かすことはありません。
一人ひとりの歩幅に合わせて、
その人が「自分らしく生きられる」と思える日まで伴走すること。
それが、ワンファミの支援です。
そして、その歩みを支える人は、私たちだけでは足りません。
地域の企業。
行政機関。
民間支援団体。
自治会。
そして、この活動を知り、共感してくださる市民の皆さま。
そうした地域のつながりがあるからこそ、その人らしい暮らしは地域の中で続いていきます。
私たちがこの事業で地域に残したかったのも、そんな支え合いが続いていく仕組みでした。

住まいを卒業すること。
就職すること。
それは、自立への大切な一歩です。
でも、その先にある自分らしい人生は、一人ひとり違います。
だから私たちは、一人ひとりと向き合いながら、その人らしい歩みを支え続けます。
自立の形は、一つではありません。
だからこそ、支援の形も、一つではない。
私たちは、これからも、
自立の「少し先」を目指して歩み続けます。

「世界は一つの家族」
私たちは、この価値観を大事にしながら、日々活動しています。
誰もが安心して暮らせる地域社会を目指して。
この想いに共感いただけましたら、ぜひ私たちの活動を応援してください。


