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ワンファミリー仙台では、このたび、石川県から「石川県生活再建支援アドバイザー事業」を受託し、2025年4月より事業を開始しました。
この事業は、令和6年能登半島地震及び令和6年奥能登豪雨により、応急仮設住宅等に入居する被災者を対象に「生活再建支援アドバイザー」が戸別訪問等を行い、自力での生活再建や住まいの確保が難しい被災者に対して、関係団体と連携を図りながら伴走型の支援を行うことで、被災者の自立促進や新たな住まいの確保をサポートすることを目的としています。
石川県庁のホームページでもこの事業が紹介されています。
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/fukkyuufukkou/seikatusaikensien/advisor.html
ワンファミリー仙台が石川県の事業を受託した背景
ワンファミでは東日本大震災をきっかけに、大規模災害の被災者に対して、住まいの支援を継続して行ってきました。
生活困窮者への居住支援のノウハウを、被災者の住まいの再建にも活かすことで被災地の復興に寄与できることから、これまでも積極的に全国各地の被災地に入り支援を展開してきました。
令和6年能登半島地震においても、発災直後から被災地に入り、地元行政や支援団体と連携を図りながら、休眠預金事業を活用した緊急支援や被災高齢者等把握事業による被災者支援を行ってきました。
今回、その実績が評価され、被災者の住まい再建にとって大変重要な役割である「生活再建支援アドバイザー」を、私どもが託される形となりました。
生活再建支援アドバイザーの役割
現在、応急仮設住宅等に入居している被災者は、順次退去の期限を迎えます。
その中には、自力での生活再建や住まいの確保が難しい方々が一定数います。
そういった方々の生活再建に向けたきめ細かなサポートを行うために、「生活再建支援アドバイザー」が対象者に個別に訪問し、悩みや不安を聞いて相談にのります。
希望の住まいが見つかるよう、地域の関係機関と連携しながら、各種制度申請のサポートなどもします。
住まいの確保にあたっては、不動産協会とも連携し空室物件とマッチングしながら、希望に合った住まいを見つけられるように伴走します。
応急仮設住宅に入居する方々の不安
被災者の多くが現在も応急仮設住宅に入居しています。
そういった方々の多くは、被災した自宅に帰れるのか、そうでないのであれば退去後の住まいは見つかるのか、家賃や生活費は工面できるのか、など将来を見通せず大きな不安を感じながら生活しています。
<支援の対象者>
この事業の支援対象となる方は「自力での住まい再建が困難な世帯」です。
これらの方々が、応急仮設住宅退去後も希望に合った住まいを見つけ、将来の見通しをもって安心して生活できる環境が被災地には求められています。
石川県、被災市町の自治体、地域支え合いセンターなどの関係機関と連携しながら、被災された方々お一人おひとりに寄り添い、生活再建に向けて丁寧な伴走支援を行っていきます。
ご支援のお願い
ワンファミでは、このように生活困窮者だけでなく、被災地の復興に資する支援活動を展開しています。
しかし、今回の委託事業だけでは被災者の不安や悩みを全て解消できるものではなく、行政サービスだけではカバーできない民間による支援が今求められています。
能登半島地震や奥能登豪雨により自宅が被災し、住まいと希望を失いかけた方々が自立に向けて歩み出せるように、皆さまから温かいご支援をお願いいたします。
▼▼▼ご寄付の窓口▼▼▼
https://onefamily-sendai.jp/support
石川県で一緒に働いていただけるスタッフ募集中!
生活再建支援アドバイザー事業の実施にあたり、石川県で生活相談員を募集しています。
石川県で被災者の支援をしてみたい方、または石川県で働いてくれそうなお知り合いをご存じの方は、ぜひぜひお知らせください!
ご応募は【お問い合わせフォーム】からどうぞ。