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令和8年1月15日(木)に和歌山県和歌山市の和歌山城ホールにて、「第1回災害ケースマネージメント研修in和歌山」を開催しました。
この研修は「災害ケースマネジメントとは何か」をテーマに日本弁護士連合会災害復興支援委員会元委員長・弁護士 津久井進先生と一般社団法人さいわいの代表理事の井若和久氏、NPO法人YNFの代表理事の江﨑太郎氏を講師としてお招きして行われました。参加者は、約90名の社会福祉協議会や医療関係団体や弁護士といった幅広い業種の方々にご参加いただきました。
私は研修に参加し、津久井先生からは、制度や法律を形式的に当てはめるのではなく、「何のための制度か」という目的を常に意識し、被災者一人ひとりに寄り添う伴奏型支援の重要性について学びました。名簿や基準といった「形」にとらわれることで、本来守るべき被災者の権利や生活再建という「本質」を見失ってはならないという指摘は、支援に携わる私たちにとって非常に印象的でした。 また、個人情報の柔軟な活用や、罹災証明の厳格な運用によって支援から漏れてしまう被災者の存在、縦割り行政の限界など、現場が抱える課題についても具体的に示されました。さらに、多機関連携による生活再建や、寄り添い続ける支援が被災者の心の回復につながった事例から、人と人とのつながりの大切さを改めて実感しました。
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井若さんからは、徳島県における事前復興と官民連携の取り組みについてお話しいただきました。南海トラフ地震を見据え、復興指針を事前に策定し、災害ケースマネジメントを位置づけている点から、発災後だけではなく平時からの備えを重視していることが理解できました。 また、行政内部の部局横断的な連携に加え、市町村やNPO、民間団体と連携した支援制度の構築や中間支援組織の設立、人材育成の取り組みは、継続的な被災者支援において重要であると感じました。 災害時に迅速かつ的確な支援を行うためには、平時からの体制づくりと人材育成が不可欠であることを改めて認識しました。
当法人は、今回の研修で得た学びを今後の支援活動に生かし、被災者の立場に立った支援を継続していきたいと思います。
スタッフ G

本事業は、特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォームが資金分配団体となって行う休眠預金助成で実施しております。ワンファミリー仙台と、被災者支援をしている特定非営利活動法人YNFがコンソーシアムを組み、全国各地へ災害ケースマネジメントの手法の普及啓発に取り組んでいます。

