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ワンファミリー仙台では、休眠預金助成金を活用して「若年困窮女性の経済的自立のための住まい確保支援事業」を行っています。
前回①の記事では、一戸建てタイプの支援付き住宅を紹介しました。
https://onefamily-sendai.jp/news/results/20250120.html
今回はアパートタイプの個室(6部屋)を紹介します。
このお部屋は、IKEA仙台様のご支援を得て、全室イケアの家具を寄贈いただき、1部屋ごとにインテリアをコーディネートしていただきました。
★東日本放送(khb)のニュース番組で取り上げていただきました。
https://www.khb-tv.co.jp/news/15669101
★IKEAさんの活動も東日本放送(khb)で紹介されました。
https://www.khb-tv.co.jp/news/15659295
生活困窮者と言えば、年配の男性をイメージされる方が多いと思いますが、実はコロナ禍以降、若年女性の貧困も急増しており、ワンファミに寄せられる相談のうち3割ほどは女性からの相談となっています。
そういったニーズの高まりを受けて、ワンファミでは若年困窮女性専用の支援付き住宅の整備を進めています。
今回のお部屋は、築40年の単身者用アパートをリノベーションした物件です。
空き部屋が多くなっていたアパートを低価格でリフォームして、水回りの使い勝手を改善し、wi-fiを整備するなど、若い女性が生活しやすい環境にして、困窮女性の支援ルームに転用しました。
前回の一戸建てタイプは、子どもを持つシングルマザー家庭を想定した物件でしたが、今回は最も需要のある独り身の若年女性を受け入れるために整備しました。
このお部屋は、全室イケアの家具を寄贈いただき、IKEA仙台様に直接コーディネートしていただきました。
IKEA仙台では、「IKEA Family募金」の活動として2014年から社会的、経済的に困難を抱える方々を地元のNPO等を通じてサポートしています。
地域で困窮する若年女性に、ここから新たな旅立ちをしていくという気持ちになってほしいという想いで、お部屋をコーディネートしていただきました。
どのお部屋もイケアの家具で、女性向けにデザインされています。
リビングは6畳ほどのお部屋ですが、とても明るい室内でwi-fiなども整い、自立に向けて前向きになれる環境をつくっています。
ワンファミでは、生活困窮者だからといって古くて狭い部屋で我慢してもらうのではなく、困っている人ほど良い環境で生活していくことで、ポジティブになってもらい、次のステージに向かっていくきっかけにしてほしいと考えています。
ワンファミでは、若年女性を支援するためのスキルアップに取り組んでいます。
支援対象となる女性は、単にお金がないだけでなく、相談する人がいなかったり、コミュニケーションが苦手だったり、多様な困難を抱えている場合があります。
私たちは利用者一人一人の状況に合わせて、様々な生活支援や就労支援を組合せて行い、その人らしい自立の姿を見出せるように寄り添った支援を提供していきます。
ワンファミでは、このような地域課題に対応した支援活動を拡充しています。
しかし、今回の助成金は住宅を整備する費用にしか使えません。
入居者に継続的な支援を提供するためには、地域の皆さまからのご支援が必要です。
地域で困窮し、住まいと希望を失いかけた方々が自立に向けて歩み出せるように、皆さまから温かいご支援をお願いいたします。
▼▼▼ご寄付の窓口▼▼▼
https://onefamily-sendai.jp/support
【入居者募集中】
家賃や生活費にお困りの学生を対象としたプランも用意しています。
https://onefamily-sendai.jp/news/info/20250203_nyuukyoannai.html
IKEA仙台のみなさん、本当にありがとうございました!
このプロジェクトは、IKEA仙台様から「IKEA Family募金」によるご支援をいただいています。
この事業は休眠預金を活用した公益民間活動として、助成金を受けて実施しています。
・実行団体名:NPO法人ワンファミリー仙台
・事 業 名:若年困窮女性の経済的自立のための住まい確保支援事業
・指定活用団体名:一般社団法人日本公益民間活動連携機構
・資金分配団体名:公益財団法人地域創造基金さなぶり