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ワンファミリー仙台では、本年度から石川県より「被災者生活再建支援事業」を受託しています。
この事業の目的は、令和6年能登半島地震や奥能登豪雨で被災され、自力での生活再建や住まいの確保が難しい世帯を対象に、生活再建に向けてきめ細やかなサポートをおこなうため、以下の2つのアプローチで支援を行っています。
【アプローチ①】 生活再建支援アドバイザー
仮設住宅の退去期限を迎える被災された方に対して、「生活再建支援アドバイザー」が訪問して伴走支援をおこない、希望の住まいを見つけるサポートをします。【アプローチ②】 生活再建相談サポート窓口
現在の避難状況等を問わず、新たな住まいの確保や生活再建への相談対応を行う「生活再建相談サポート窓口」を設置し、来所・電話・メールなど幅広い方法で相談に応じます。
このうち、【アプローチ①】生活再建支援アドバイザーについては、4月から実施しており、先日ご紹介させていただきました。
https://onefamily-sendai.jp/news/results/20250520_ishikawa.html
今回は【アプローチ②】生活再建相談サポート窓口を設置する相談拠点「いしかわ被災者支援センター」を紹介します。
2025年6月30日、石川県金沢市に生活再建相談サポート窓口を設置する「いしかわ被災者支援センター」を開所しました。
訪問型で伴走支援を行う「生活再建支援アドバイザー」の活動拠点と、被災者の困りごとに幅広く応える相談窓口機能を備えた被災者相談支援の拠点となります。
当センターの開所は、各種メディアにも取り上げられました。
▶MRO 北陸放送(2025年6月30日)
能登での生活再建向け“伴走支援”を強化…金沢市に「いしかわ被災者支援センター」開設▶中日新聞(2025年7月1日)
生活再建、住居探しに伴走 被災者支援センター 金沢に開所
▶石川県庁ホームページにも掲載されています
いしかわ被災者支援センターについて
能登半島地震の被災者の多くが現在も応急仮設住宅に入居しており、順次退去の期限を迎えます。
そういった方々の多くは、被災した自宅に帰れるのか、そうでないのであれば退去後の住まいは見つかるのか、家賃や生活費は工面できるのか、など将来を見通せず大きな不安を感じながら生活しています。
こうした被災者の生活再建に関する困りごとに幅広く応えるために、電話やメール、来所による対面の相談ができる常設窓口として、この「いしかわ被災者支援センター」が設置されました。
生活再建支援アドバイザーが常駐し、相談者の希望の住まいが見つかるよう、地域の関係機関と連携しながら、様々なアドバイスを行います。
住まいの確保にあたっては、不動産協会とも連携し空室物件とマッチングしながら、希望に合った住まいを見つけられるように伴走します。
<支援の対象者>
この事業の支援対象となる方は「自力での住まい再建が困難な世帯」です。
これらの方々が、応急仮設住宅退去後も希望に合った住まいを見つけ、将来の見通しをもって安心して生活できる環境が被災地には求められています。
石川県、被災市町の自治体、地域支え合いセンターなどの関係機関と連携しながら、被災された方々お一人おひとりに寄り添い、生活再建に向けて丁寧な伴走支援を行っています。
ワンファミでは、アウトリーチ型の生活再建支援アドバイザーと、広く相談を受ける生活再建相談サポート窓口の2つのアプローチで、能登半島地震で被災された方々に寄り添い、生活再建の道筋を立てられるよう丁寧に伴走支援していきます。
一人でも多くの被災者に支援を届けられるよう、被災者向けのWebサイトも開設しました!
ワンファミでは、このように生活困窮者だけでなく、被災地の復興に資する支援活動を展開しています。
しかし、今回の委託事業だけでは被災者の不安や悩みを全て解消できるものではなく、行政サービスだけではカバーできない民間による支援が今求められています。
能登半島地震や奥能登豪雨により自宅が被災し、住まいと希望を失いかけた方々が自立に向けて歩み出せるように、皆さまから温かいご支援をお願いいたします。
▼▼▼ご寄付の窓口▼▼▼
https://onefamily-sendai.jp/support
石川県での本事業の実施にあたり、生活相談員を募集しています。
石川県で被災者の支援をしてみたい方、または石川県で働いてくれそうなお知り合いをご存じの方は、ぜひぜひお知らせください!
ご応募は【お問い合わせフォーム】からどうぞ。