この活動は路上生活者からの「朝食を得ることで一日の生命線が保たれる」という多くの声に応えるために、2002年4月から始まりました。
周囲からは色眼鏡で見られてしまうことの多い路上生活者や生活困窮者ですが、真面目にコツコツと地域に散らばるゴミを拾い集めています。
社会とのつながりが切れてしまった路上生活者に、「自分が世の中の役に立っている」ということを少しでも感じてもらい、530活動への参加を社会復帰の一歩にしてもらえたらと考えています。
実際に530活動に参加していた路上生活者の中には、東日本大震災の時に物資配送や仕分けなど被災者支援で活躍、それをきっかけに路上生活を卒業した方もいました。
これからもワンファミリー仙台では自立支援の重要な活動と捉えて530活動を続けていきます。